夏のホットフラッシュで料理が辛い!とうもろこしを簡単に調理する方法と更年期の暑さ対策

とうもろこしを茹でる気力なし〜ホットフラッシュで旬の食材を諦める夏〜
〜夏の台所が戦場になる更年期女子の現実〜
「困難な日も、こんなんな日も」の管理人、こんなんです。
スーパーには立派なとうもろこしが並び、「夏だな〜」と思う反面、正直なところ「茹でる気力がない…」というのが本音です。
昨日も、黄色く艶やかなとうもろこしを手に取りながら、「大きな鍋に湯を沸かして、10分間茹でて…」と想像しただけで、ふぅっと深いため息。キッチンに立って火を使うだけで汗だくになるのに、茹で上がったとうもろこしの湯気でさらにホットフラッシュが誘発される光景が目に浮かんで、結局カゴに戻してしまいました。
今日は、夏の旬の食材を愛しているのに、更年期×夏の暑さでなかなか楽しめない、そんなもどかしい気持ちについてお話ししたいと思います。
■ 夏キッチンが更年期女子の最大の敵?
ホットフラッシュ×夏の台所は地獄絵図
更年期のホットフラッシュって、季節関係なく突然やってくるものですが、夏は特にキツイですよね。外は35度、台所はさらに暑く、そこにホットフラッシュが重なった日には…もう想像しただけで汗が出てきます。
わたしの場合、朝の準備でキッチンに立つだけで、首筋から背中にかけてじわっと汗が。そんな状態で火を使った料理なんて、もう拷問に近い感覚です。
夏の台所で起きる更年期あるある:
- ガスコンロの火を見ただけで体温上昇
- 茹で物の湯気で一気にホットフラッシュ発動
- 冷房をガンガンかけても、調理中は汗だく
- 暑すぎて集中力が続かず、味付けを間違える
- 調理後の疲労感が半端ない
特にとうもろこしって、大きな鍋でぐらぐらと茹でるじゃないですか。あの湯気と熱気を想像しただけで「今日はコンビニで済ませよう」となってしまうんです。旬の美味しい食材なのに、それを楽しむ気力がないって、なんだか自分が情けなく感じることも。
「手抜き」への罪悪感との闘い
以前のわたしなら、「夏野菜をしっかり茹でて、栄養満点の夕食を作らなくては」と思っていました。でも今は、「冷やしそうめんにカット野菜を乗せるだけでも十分」と割り切れるようになりました。
とはいえ、まだまだ罪悪感は残ります。「主婦なのに、とうもろこし一つ茹でられないなんて」「手抜き料理ばかりで申し訳ない」…こんな気持ちになることもしばしば。
でも、更年期症状って目に見えないから、「さぼっている」ように見えてしまうこともあるんですよね。実際は、キッチンに立つだけで体力を消耗しているのに。
罪悪感を軽減する考え方:
- 手抜きではなく「効率化」と言い換える
- 体調管理も大切な家事の一つ
- 完璧な料理より、継続できる料理を選ぶ
- 周りへの健康は、作る人の健康があってこそ
とうもろこし愛があるのに…夏の旬食材ジレンマ
旬の食材への想いと現実のギャップ
とうもろこしって、本当に夏の代表的な食材ですよね。甘くてジューシーで、茹でたての湯気とバターの香り…想像しただけでよだれが出そうです。
でも、「食べたい気持ち」と「作る気力」の間には、大きなギャップがあるんです。
夏の旬食材で諦めがちなもの:
- とうもろこし:茹でる時間と熱気が辛い
- そうめんかぼちゃ:下処理に時間がかかり、キッチンが暑くなる
- なす:油を使った調理で、より一層暑くなる
- トマト:湯むきの手間とお湯を沸かす工程
- 枝豆:茹でる工程とその後の塩もみ作業
特になすの揚げ浸しなんて、以前は夏の定番料理だったのに、今は油を使うことを考えただけで気が重くなります。
「諦め上手」になることの大切さ
でも最近、「諦め上手」になることも大切だと思うようになりました。更年期症状と無理に戦うより、今の自分の体調に合わせた生活スタイルを見つける方が建設的です。
諦め上手のコツ:
- 今日できないことは、涼しくなってからでもいい
- 「完璧な夏」より「快適な夏」を選ぶ
- 外食や中食も立派な選択肢
- 家族にも事情を説明して理解してもらう
とうもろこしが食べたければ、茹でる代わりに蒸し器を使ったり、電子レンジを活用したり。それでも暑ければ、冷凍のコーンや缶詰のコーンで代用することもあります。「手作りじゃなきゃダメ」という思い込みから解放されると、気持ちがすごく楽になりました。
更年期女子のための夏キッチン攻略法
ホットフラッシュ対策の台所改革
それでも、全く料理をしないわけにはいかないので、わたしなりに夏のキッチン対策を工夫しています。
夏キッチンの更年期対策:
- 冷房効率を上げる:キッチンに小型扇風機を設置
- 調理時間を短縮:レンジ調理や時短レシピを活用
- 調理時間をずらす:早朝や夕方の涼しい時間帯に調理
- 冷却グッズ活用:首に巻く冷却タオルを常備
- 服装を工夫:吸汗速乾性のエプロンや、ゆったりした服装
特に効果的だったのは、首に巻く冷却タオルです。保冷剤を入れるタイプのもので、調理前に冷凍庫で冷やしておいて、キッチンに立つときに首に巻きます。これだけで、ホットフラッシュがかなり軽減されました。
とうもろこしを諦めない!簡単調理法
どうしてもとうもろこしが食べたいときのために、わたしなりの「気力温存調理法」を編み出しました。
気力温存とうもろこし調理法:
- レンジ蒸し法:皮付きのまま濡らしたキッチンペーパーで包み、レンジで5-6分加熱
- 炊飯器法:米と一緒に炊飯器に入れて炊く(とうもろこしご飯の完成)
- 冷凍活用法:冷凍とうもろこしを自然解凍で楽しむ
- 外食活用法:とうもろこしが食べたい日は、焼きとうもろこしの屋台や回転寿司のコーンを楽しむ
レンジ蒸し法は本当に簡単で、茹でるのと遜色ない仕上がりです。キッチンの温度もそれほど上がらないし、お湯を沸かす手間もありません。
レンジとうもろこしの詳しい手順:
- とうもろこしを皮付きのまま用意
- 濡らしたキッチンペーパーで全体を包む
- 電子レンジ600Wで5-6分加熱
- 熱いうちに皮を剥き、お好みで塩やバターを
これなら、ホットフラッシュを気にせずに旬のとうもろこしを楽しめます。
夏の食事で心がけていること
水分補給と塩分バランス
夏は汗をかきやすく、ホットフラッシュがあるとさらに水分と塩分を失いがちです。料理をする気力がない日も、水分補給だけは怠らないようにしています。
更年期女子の夏の水分補給のコツ:
- 常温の水やお茶を少しずつ頻繁に飲む
- スポーツドリンクは糖分が高いので、薄めて飲む
- 塩分タブレットを常備(特に外出時)
- 水分の多い食材(きゅうり、すいか、トマトなど)を積極的に摂取
- カフェインの過剰摂取は避ける(利尿作用で脱水リスクあり)
わたしは、麦茶に少し塩を加えた「手作りスポーツドリンク」を冷蔵庫に常備しています。市販のものより甘くないし、経済的でもあります。
栄養バランスより「食べられるもの」優先
以前は栄養バランスを重視していましたが、今は「とにかく何か食べること」を優先しています。暑さで食欲がない日は、アイスクリームだけの日もあります。
夏バテ×更年期の食事戦略:
- 食欲がない日は、少量でも栄養価の高いものを選ぶ
- 冷たいものばかりでなく、温かいスープなども取り入れる
- 胃腸に優しい消化の良いものを中心に
- タンパク質不足にならないよう、卵やヨーグルトを活用
- ビタミンB群を意識して摂取(豚肉、大豆製品など)
時には手抜きでも、継続して食事を摂ることの方が大切だと思っています。
更年期×夏を乗り切る知恵袋
涼しい時間を活用した作り置き戦略
どうしても手作りしたいときは、涼しい時間帯を狙った「作り置き戦略」が有効です。
涼しい時間帯の活用法:
- 早朝(5-7時):まだ気温が上がらない時間帯に下ごしらえ
- 夕方(18時以降):日が傾いてから本格的な調理
- 夜間(20時以降):翌日の仕込みや作り置き
- エアコンタイム:冷房をつけ始める時間に合わせて調理
わたしは朝5時半に起きて、その日の夕食の下ごしらえをすることがあります。とうもろこしも、朝のうちにレンジで蒸して冷蔵庫に保存しておけば、夕食時に温め直すだけです。
冷房代を気にしない夏の家計戦略
更年期×夏は、冷房代がかかるのも悩みの種。でも、健康を考えると、冷房代をケチるのは得策ではありません。
冷房代を気にしない工夫:
- 他の光熱費を見直して、冷房代の予算を確保
- 外食費を減らして、その分を冷房代に回す
- 健康管理費として冷房代を位置づける
わたしは「冷房代は医療費の一部」と考えるようにしました。更年期症状を悪化させて病院通いになるより、冷房をしっかり使って快適に過ごす方が、結果的に経済的です。
おわりに:夏の旬を諦めない、でもがんばりすぎない
とうもろこしを茹でる気力がない日もあります。でも、それでいいと思っています。更年期という人生の一時期に、夏の暑さが重なった結果として、今の自分があるのです。
大切なのは、「今の自分にできること」を見つけること。レンジでとうもろこしを蒸すのも立派な調理法ですし、冷凍のコーンを使うのも賢い選択です。完璧を求めるより、継続できる方法を見つける方がずっと大切です。
夏の旬の食材は確かに魅力的。でも、それを楽しむ方法は一つではありません。今の自分の体調に合わせた楽しみ方を見つけて、無理のない夏を過ごしていきましょう。
そして何より、ホットフラッシュや夏バテに負けず、自分なりのペースで夏を乗り切る自分を褒めてあげることも忘れずに。わたしたちはよくがんばっています。
来年の夏には、また違った楽しみ方ができるかもしれません。今は今のままで、十分素晴らしいのです。
「困難な日も、こんなんな日も」
── こんなん
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*「こんなんな日も」とは、「こんなん出た」、「こんなんいるー?」など、関西弁から取りました。ただ、管理人は関西人ではありません…。
⚠️ 免責事項 ⚠️
本記事の内容は、管理人の個人的な体験談であり、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。更年期の症状や対処法には個人差があります。心配な症状がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師にご相談ください。