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不眠・睡眠障害

【体験談】更年期はいつから?42歳で突然宣告された症状と対処法

こんなんさん

更年期いつからはじまる?〜42歳でいきなり宣告された体験談

こんにちは、「困難な日も、こんなんな日も」の管理人、こんなんさんです。

みなさん、「更年期っていつから始まるんだろう?」って疑問に思ったことありませんか?わたしもずっと「50歳くらいになったら、なんとなく始まるんだろうな」くらいに思ってたんです。ところが現実は、42歳のある日、婦人科で「閉経後のホルモン値ですね」と言われて、青天の霹靂。まさかこんなに早く?と動揺したのを覚えています。

今日は、わたし自身の体験談を交えながら、更年期がいつ始まるのか、どんなサインがあるのかについてお話ししたいと思います。「もしかして、これって更年期?」と感じているアラフォー、アラフィフの女性たちに、少しでも参考になれば嬉しいです。

■ 更年期っていつから?一般的な年齢と個人差

平均的な更年期開始年齢

一般的に、更年期は45歳〜55歳頃に始まると言われています。日本人女性の閉経年齢は平均50歳前後で、その前後5年間(45歳〜55歳)を更年期と呼びます。でも、これはあくまで「平均」であって、実際にはもっと早く始まる人も遅く始まる人もいるんです。

更年期の時期の呼び方

  • プレメノポーズ(更年期前期):生理はあるけれど、ホルモンバランスが不安定になる時期
  • ペリメノポーズ(更年期移行期):生理周期が乱れ始め、更年期症状が現れる時期
  • メノポーズ(閉経):1年間生理が来ない状態
  • ポストメノポーズ(閉経後):閉経後の時期

わたしの場合、42歳で検査した時点で既にホルモン値が閉経後レベルになっていたので、おそらく40歳前後から更年期が始まっていたんだと思います。

早期更年期もある現実

最近は、40歳前後から更年期症状を感じる女性も珍しくありません。これを「早期更年期」と呼びます。原因はストレス、過度なダイエット、喫煙、遺伝的要因などさまざま。現代女性の働き方やライフスタイルの変化も影響していると考えられています。

わたしも思い返してみると、30代後半からなんとなく体調の変化は感じていました。「疲れやすくなったな」「イライラすることが増えた」程度でしたが、今思えばそれが更年期の始まりだったのかもしれません。

■ わたしの更年期発覚エピソード〜42歳の衝撃

「まさか自分が」の瞬間

42歳のある日、生理不順と不眠、謎のイライラに悩んで婦人科を受診したときのことです。血液検査の結果を聞きに行くと、医師から「エストロゲンとFSH(卵胞刺激ホルモン)の値を見ると、閉経後のホルモン状態ですね」と言われました。

「え?閉経後って…でも、まだ42歳ですよ?」と聞き返したわたしに、医師は「個人差があるんです。早い方だと40歳前後から更年期が始まることもあります」と説明してくれました。

その瞬間、頭の中が真っ白になりました。「更年期なんて、まだまだ先のこと」と思っていたのに、いきなり現実として目の前に現れたんです。

振り返ってみれば、サインはあった

医師の説明を受けてから、過去2〜3年を振り返ってみました。すると、思い当たることがいくつもありました。

わたしが感じていた初期症状

  • 生理周期が少しずつ不規則になってきた
  • 夜中に突然目が覚めるようになった(中途覚醒)
  • なんとなくイライラしやすくなった
  • 疲れが取れにくくなった
  • 首や肩の冷えを強く感じるようになった
  • 集中力が続かない時があった

これらを「年のせい」「ストレスのせい」で片付けていたんですが、実際は更年期の始まりのサインだったんですね。もっと早く気づいていれば、対策も取れたのにと少し後悔しました。

■ 更年期のサインを見逃さないために

身体の変化に注目すべきポイント

更年期は人によって症状も始まる時期もさまざまです。でも、共通して現れやすいサインがあります。

更年期の初期によくあるサイン

月経の変化

  • 周期が短くなったり長くなったりする
  • 経血量が増えたり減ったりする
  • 生理が飛ぶことがある

自律神経系の変化

  • ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
  • 寝汗をかくようになる
  • 動悸を感じることがある
  • 頭痛やめまいが増える

精神的な変化

  • イライラしやすくなる
  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 不安感を感じることが増える
  • やる気が出ないことがある

その他の身体症状

  • 肩こりや関節痛
  • 疲労感が取れない
  • 睡眠の質の低下
  • 記憶力や集中力の低下(ブレインフォグ)

これらの症状が複数組み合わさって現れることが多いです。わたしの場合、「最近、体調がなんかおかしいな」と感じ始めたのは40歳頃からでした。

「まだ早い」は危険な思い込み

40代前半で更年期症状らしきものを感じても、「まだ早いでしょ」と思って放置してしまう女性が多いんです。でも、早期更年期は決して珍しいことではありません。

特に現代女性は、仕事のストレス、育児や介護の負担、不規則な生活など、ホルモンバランスを崩す要因がたくさんあります。「まだ40代だから」と決めつけずに、身体の変化に素直に向き合うことが大切だと思います。

わたし自身、42歳で診断を受けたときは確かにショックでしたが、きちんと向き合えたおかげで適切な治療を受けることができました。今は、漢方薬とホルモン補充療法(HRT)の力を借りながら、症状とうまく付き合えています。

■ 更年期かも?と思ったときの対処法

まずは記録をつけてみる

「もしかして更年期?」と感じたら、まずは自分の症状や体調の変化を記録してみることをお勧めします。

記録するとよい項目

  • 月経の周期や量
  • 体温の変化
  • 睡眠の質
  • 気分の変化
  • 身体症状(頭痛、肩こりなど)
  • ホットフラッシュの頻度

スマホのアプリでも手帳でも、続けやすい方法で大丈夫。1〜2か月記録をつけると、パターンが見えてくることがあります。わたしも最初は「気のせい」だと思っていましたが、記録をつけることで症状の変化を客観的に把握できました。

医療機関を受診するタイミング

記録をつけて「やっぱり何か変」と感じたら、恥ずかしがらずに婦人科を受診してみてください。

受診を検討すべきサイン

  • 月経周期が大幅に乱れている
  • 日常生活に支障が出るほどの症状がある
  • 睡眠障害が続いている
  • 気分の落ち込みが激しい
  • ホットフラッシュが頻繁にある

血液検査でホルモン値を調べることで、更年期かどうか、どの程度進行しているかがわかります。わたしの場合も、検査結果を見て初めて「あ、本当に更年期なんだ」と納得できました。

治療や対処法の選択肢

更年期だと診断されても、必ずしも薬物治療が必要とは限りません。症状の程度や個人の希望に合わせて、さまざまな選択肢があります。

主な治療・対処法

  • 生活習慣の見直し:規則正しい生活、適度な運動、バランスの良い食事
  • 漢方薬:体質や症状に合わせた漢方薬の処方
  • ホルモン補充療法(HRT):エストロゲンを補う治療法
  • プラセンタ注射:更年期症状の緩和効果が期待できる
  • カウンセリング:心理的サポートが必要な場合

わたしは漢方薬から始めて、現在はHRTも併用しています。最初は薬に頼ることに抵抗がありましたが、症状が軽くなって生活の質が改善されたので、今は「使えるものは使う」という考えに変わりました。

■ 更年期と向き合う心構え

「年相応の変化」として受け入れる

更年期の診断を受けたとき、最初は「なんで私だけ」「まだ早すぎる」と思いました。でも、これは女性なら誰もが通る道。早いか遅いかの違いはあっても、避けて通れるものではありません。

母に相談したとき、「わたしが更年期で苦しんでたのは、あなたが高校生の頃だったのよ」と聞かされて、改めて更年期は特別なことではないんだと実感しました。母の時代は「誰にも言えない、一人で耐えるもの」でしたが、今は医療も情報もサポートもある。それだけでも恵まれているんだと思います。

一人で抱え込まない大切さ

更年期症状は「見えない痛み」と言われることがあります。外から見てもわからないし、理解してもらいにくい。だからこそ、一人で抱え込まずに、信頼できる人に話したり、同じ経験をしている人と情報交換したりすることが大切です。

わたしもこのブログを通して、同世代の女性たちと体験を共有できることが、とても心の支えになっています。「自分だけじゃない」と思えるだけで、気持ちがずいぶん楽になるものです。

これからの人生を豊かにするチャンス

更年期は確かに辛い症状もありますが、見方を変えれば「人生の新しいステージへの準備期間」でもあります。ホルモンに振り回される時期を乗り越えれば、より安定した心身で過ごせるようになります。

わたしも47歳の今、更年期症状と上手に付き合いながら、自分らしい生き方を模索しているところです。症状があっても、仕事も趣味も諦める必要はない。適切なケアとサポートがあれば、充実した毎日を送ることができると信じています。


■ おわりに:早めの気づきと対処で、上手に向き合おう

更年期はいつ始まるかわからないもの。平均的には45歳〜55歳と言われていますが、わたしのように40代前半から始まることもあります。大切なのは、「まだ早い」という思い込みを捨てて、身体からのサインに素直に耳を傾けることです。

もしも「最近、体調がおかしいな」「イライラすることが増えた」「生理周期が乱れてきた」などの変化を感じたら、それは更年期の始まりかもしれません。恥ずかしがらずに医療機関を受診して、適切な診断と治療を受けることで、症状を和らげながら日常生活を送ることができます。

更年期は人生の終わりではなく、新しいステージへの入り口です。適切な知識と準備があれば、きっと乗り越えられます。一人で悩まず、医師や信頼できる人に相談しながら、自分らしく更年期と向き合っていきましょう。

みなさんの更年期体験や気づいたこと、ぜひコメント欄で教えてくださいね。一人ひとりの体験が、同じ悩みを持つ誰かの心の支えになるかもしれません。

「困難な日も、こんなんな日も」

── こんなんさん


参考文献

  1. オムロン式美人「閉経はどのような状態のことで、だいたい何歳くらいに迎えるものなのでしょうか。」
    https://www.healthcare.omron.co.jp/bijin/qa/menopause_Q15.html
  2. NPO法人更年期と加齢のヘルスケア「閉経平均年齢の変化」
    https://www.menopause-aging.org/summary/seminar/otonasalone_2023_01/
  3. 日本産科婦人科学会「更年期障害」
    https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/
  4. ハルメク美と健康「閉経の平均年齢は?月経や体調の変化・サイン&注意点」
    https://halmek.co.jp/beauty/c/menopause/10227
  5. 花王フェムケアLAB「閉経っていつ頃?これって更年期?40代が知っておきたい更年期のサイン」
    https://www.kao.com/jp/femcarelab/useful-info/info06/
  6. 東京女子医科大学産婦人科「女性ヘルスケア(更年期)」
    https://www.twmu-obgy.com/medical/health.html


⚠️ 免責事項 ⚠️

本記事の内容は、管理人の個人的な体験談であり、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。更年期の症状や対処法には個人差があります。心配な症状がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師にご相談ください。

*「こんなんな日も」とは、「こんなん出た」、「こんなんいるー?」など、関西弁から取りました。ただ、管理人は関西人ではありません…。

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管理人
47歳のアラフィフです。42歳で突然の更年期と46歳でうつのダブルパンチに見舞われ、今も心療内科と婦人科にお世話になってます。気づくとホットフラッシュで汗だく、物忘れで「あれ?何しようとしてたっけ?」の連発。体のあちこちの変化に「え〜?」と驚きながらも、なんとか日々を過ごしてます。サイト名は関西弁風だけど、実は関西人じゃありません(笑)。同じような「見えない不調」で悩む同世代の皆さんと、分かち合えたらいいなと思ってます。
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