秋の抜け毛が気になる40代へ|更年期とホルモン変化の影響
秋の抜け毛は更年期のサイン?〜ホルモン変化と毛髪の関係
「最近、排水溝に髪の毛が…」と気づいた朝に
「困難な日も、こんなんな日も」の管理人、こんなんさんです。
10月も終わりに近づき、秋も深まってきましたね。先日、お風呂上がりに排水溝を見て「えっ、こんなに抜けてる?」とドキッとしました。手ぐしで髪をとかしただけで、指に何本も絡みつく髪の毛。枕カバーにも、洗面所にも、気づけばあちこちに髪の毛が落ちていて…。
「もしかして、これって更年期?」
不安になって鏡を見つめながら、分け目が少し広くなった気がして、心臓がドキドキしました。若い頃はもっと髪にボリュームがあったのに。シャンプーするたびに手に絡まる髪の量に、毎日ため息が出る日々です。
今日は、秋の抜け毛と更年期の関係について、わたし自身の体験を交えながらお話ししたいと思います。同じように悩んでいる方に、「わたしだけじゃないんだ」と思っていただけたら嬉しいです。
秋は本当に抜け毛が増えるの?〜季節と髪の意外な関係〜
秋は「人間の換毛期」って知ってました?
実は、秋に抜け毛が増えるのは、多くの人が経験する自然な現象なんです。驚くことに、健康な45歳女性でも秋には1日200〜300本もの髪が抜けることがあるそうで、春先の50本程度と比べると約4〜6倍にもなるんですって。
犬や猫が季節の変わり目に毛が抜け替わるのと同じように、人間にもその名残があると言われています。「人間の換毛期」なんて言葉、初めて聞いたときは「え、わたしたちも動物だったんだ」って妙に納得しました(笑)。
秋に抜け毛が増える主な理由:
- 夏のダメージが秋に表面化:夏の強い紫外線や冷房による乾燥、頭皮への蓄積ダメージが3〜4ヶ月後の秋に現れる
- 気温と湿度の急激な変化:秋は空気が乾燥し始め、髪の水分保持力が低下。頭皮の血管が収縮して栄養が届きにくくなる
- 換毛期の名残:動物の毛変わりと同じように、人間にも季節による抜け毛の周期がある
- 自律神経の乱れ:寒暖差や日照時間の変化で自律神経が乱れ、ホルモンバランスにも影響
わたしも毎年、9月後半から10月にかけて「あ、また抜け毛の季節が来た」と感じます。でも、この秋の抜け毛は通常1〜2ヶ月程度で回復する一時的なものなんですって。
わたしの場合:去年の秋との違い
ただ、今年はちょっと違うんです。去年も秋に抜け毛は増えたんですが、今年は量が明らかに多い。しかも、髪質自体が変わってきた気がします。
- 1本1本が細くなって、ハリやコシがなくなった
- 全体的にボリュームが減って、ペタンとする
- 分け目の地肌が前より目立つようになった
- 髪が伸びるのが遅くなった気がする
「これって、単なる秋の抜け毛じゃないのかも…」そう思って、更年期と抜け毛の関係について調べ始めました。
エストロゲン減少が髪に与える衝撃〜見えない変化の正体〜
女性ホルモンは「髪の守り神」だった
更年期に入ると、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が急激に減少します。わたしの場合、42歳で検査をしたときに「60代の閉経後のホルモン量」と言われて、本当にショックでした。
実は、エストロゲンって髪の健康を保つために、ものすごく重要な役割を果たしていたんです。
エストロゲンが髪に与えていた恩恵:
- ヘアサイクルを正常に保つ:髪の成長期(2〜7年)を長く維持し、健康な髪が育つのをサポート
- 毛髪の細胞分裂を促進:毛母細胞の活動を活発にして、太くて丈夫な髪を作る
- 髪の水分保持能力を高める:髪内部の水分を保ち、ハリやコシのある髪を維持
- 頭皮の健康を守る:頭皮の血流を良くし、毛根に栄養を届ける
つまり、若い頃から「当たり前」のように持っていた「ふんわりツヤツヤの髪」は、実はエストロゲンのおかげだったんですね。それが更年期で急激に減少すると…髪も一気に変化してしまうんです。
ヘアサイクルの乱れ:成長期が短くなる恐怖
エストロゲンが減少すると、髪の生え変わりの周期(ヘアサイクル)が乱れます。
正常なヘアサイクル:
- 成長期(2〜7年):髪が太く長く成長する
- 退行期(2〜3週間):成長が止まる
- 休止期(3〜4ヶ月):新しい髪の準備期間
ところが、更年期に入ってエストロゲンが減少すると、成長期が短くなって、半年〜1年程度で抜けてしまうことも。休止期も長くなって、新しい髪がなかなか生えてこない…。
さらに、エストロゲンが減ると相対的に男性ホルモンの影響が強まります。女性でも男性ホルモンは分泌されていて、それがジヒドロテストステロン(DHT)という「悪玉男性ホルモン」に変換されると、毛根が縮小して薄毛が進行するんです。これが女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれるもの。
わたし、この話を知ったとき「そういうことだったのか!」と納得しました。抜け毛が増えただけじゃなく、新しく生えてくる髪も細くて弱々しい…それ、まさにヘアサイクルの乱れだったんですね。
更年期×秋のダブルパンチ〜複合的な影響〜
秋の乾燥+エストロゲン減少=薄毛加速
秋は空気が乾燥し始める時期。気象庁のデータによると、10月に入ると月の平均湿度が夏場と比べて10%以上も下がるそうです。
肌にとって快適な湿度は60〜70%なのに、外気の湿度が30%を下回ると、髪の水分はどんどん蒸発してしまいます。ただでさえ更年期でエストロゲンが減って髪の保水力が落ちているのに、秋の乾燥が重なると…
更年期×秋の複合的ダメージ:
- 頭皮の乾燥が加速:エストロゲン減少で皮脂分泌が減っているところに、秋の乾燥が追い打ち
- 髪の柔軟性が失われる:水分不足で髪が硬くなり、ひっかかりやすく切れやすい
- 血行不良:気温低下で頭皮の血管が収縮し、毛根に栄養が届きにくくなる
- 回復力の低下:若い頃なら1〜2ヶ月で回復する秋の抜け毛も、更年期世代は回復に時間がかかる
わたしの場合、9月まではなんとか「まぁ、秋だからね」と思えていたのが、10月に入った途端に「これはヤバい」レベルに。頭皮も乾燥してフケが出やすくなって、かゆみも出てきました。
夏のダメージが秋に出る「タイムラグ現象」
もう一つ見落とせないのが、夏に受けた紫外線ダメージが秋に現れるという現象です。
紫外線は髪のキューティクルを傷つけ、内部構造にまでダメージを与えます。さらに頭皮の細胞もダメージを受けて、毛根の機能が低下。それが3〜4ヶ月後の秋に、抜け毛として表面化するんです。
7月に休止期に入った髪は、毛母細胞への栄養供給が止まり、約3〜4ヶ月後の10〜11月に脱毛が始まります。夏のダメージと重なって、秋の抜け毛は通常の2倍以上になることも。
「夏は平気だったのに、秋になったら急に髪がボロボロ」と感じるのは、まさにこのタイムラグのせい。更年期で回復力が落ちているところに、秋の乾燥と夏のダメージが重なって、まさにトリプルパンチ状態なんです。
こんなんさん流・秋冬の髪ケア〜試行錯誤の記録〜
頭皮の保湿が最優先
更年期×秋の抜け毛対策で、わたしが一番効果を感じたのは「頭皮の保湿」です。
顔のスキンケアと同じように、頭皮も化粧水で保湿するんです。最初は「頭皮に化粧水?」と半信半疑でしたが、使ってみたら全然違う!頭皮の乾燥が改善されて、かゆみも減りました。
わたしの頭皮ケアルーティン:
- シャンプー前:軽く頭皮マッサージをして血行を促進(5分程度)
- シャンプー:アミノ酸系の優しいシャンプーに変更。ゴシゴシ洗わず、指の腹で優しく
- シャンプー後:タオルドライ後、頭皮用化粧水を塗布してマッサージ
- ドライヤー:冷風と温風を交互に使って、頭皮を乾燥させすぎない
特に効果を感じたのは、夜のシャンプー後の頭皮保湿。頭皮がしっとりして、翌朝の髪の手触りが全然違うんです。
栄養を内側から:髪を育てる食事
外側からのケアだけじゃなく、内側からの栄養補給も大切です。更年期世代は食事量も落ちがちなので、意識的に髪に良い栄養素を摂るようにしています。
わたしが意識して摂っている栄養素:
- タンパク質:髪の主成分はケラチン(タンパク質)。卵、魚、鶏肉、大豆製品を毎食に
- 亜鉛:髪の成長を促進。牡蠣、レバー、ナッツ類
- ビタミンB群:頭皮の健康維持。豚肉、玄米、納豆
- 大豆イソフラボン:エストロゲンに似た働き。豆腐、納豆、豆乳を毎日
- 鉄分:毛根への酸素供給。ほうれん草、レバー、小松菜
わたしは朝食に「豆乳バナナスムージー」を飲むのが日課になっています。バナナ1本、豆乳200ml、きな粉大さじ1をミキサーにかけるだけ。イソフラボンもタンパク質も摂れて、一石二鳥です。
シャンプーの見直しが大きな転機に
40代後半になって、今まで使っていたシャンプーが合わなくなってきました。洗浄力が強すぎて、頭皮が乾燥してしまうんです。
そこで、アミノ酸系の優しいシャンプーに変更。最初は「泡立ちが悪いな」と思いましたが、使い続けるうちに頭皮の状態が明らかに改善されました。
シャンプー選びのポイント:
- 洗浄成分:アミノ酸系や石鹸素地タイプなど、頭皮に優しいもの
- 保湿成分:ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどが配合されているもの
- ノンシリコン:頭皮に負担をかけない(ただし、髪がきしむ場合はコンディショナーで調整)
- 無添加:合成香料や着色料が少ないもの
シャンプーの仕方も見直しました。ゴシゴシ洗うのではなく、指の腹で優しく頭皮をマッサージするように。すすぎも十分に時間をかけて、シャンプー剤が残らないように心がけています。
ストレス管理と睡眠の質
更年期の抜け毛には、ストレスも大きく関係しています。わたし自身、うつ症状も抱えているので、メンタルケアは本当に大切だと実感しています。
わたしのストレス対策:
- 就寝時間を固定:23時には布団に入る。成長ホルモンが分泌される22時〜2時のゴールデンタイムを意識
- 寝る前のルーティン:温かいハーブティーを飲んで、軽いストレッチ
- 朝の散歩:15分でも外に出て朝日を浴びる。自律神経を整える効果も
- 好きなことをする時間:読書、映画鑑賞、手芸など、自分を癒す時間を作る
睡眠の質が良くなると、髪の調子も良くなる気がします。逆に、睡眠不足が続くと抜け毛も増える…。体って本当に正直ですね。
医療機関への相談も選択肢に
「これって普通?」と思ったら婦人科へ
わたしも最初は「年だから仕方ない」と諦めていましたが、あまりにも抜け毛がひどくなったので、婦人科で相談してみました。
更年期外来で血液検査をしてもらったところ、やはりエストロゲンの値が極端に低い状態。先生から「ホルモン補充療法(HRT)という選択肢もありますよ」と提案されました。
医療機関への相談を検討すべきサイン:
- 3ヶ月以上抜け毛が続いている
- 分け目の地肌が明らかに目立つようになった
- 髪の量が以前の半分以下になった気がする
- 頭皮にかゆみや赤み、フケなどのトラブルがある
- 他の更年期症状(ホットフラッシュ、イライラなど)も強い
わたしの場合、HRTを始めてから、少しずつ髪のボリュームが戻ってきた気がします。完全に元通りとはいきませんが、「これ以上悪化しない」という安心感が大きいです。
専門クリニックという選択肢も
婦人科以外にも、薄毛専門のクリニックという選択肢もあります。女性の薄毛治療に特化したクリニックでは、ミノキシジル外用薬やスピロノラクトンなどの治療薬、サプリメント、頭皮への栄養注入(メソセラピー)など、様々な治療法があるそうです。
ただし、これらの治療は保険適用外なので、費用は自己負担。わたしもまだ検討中ですが、「もし今の対策で改善しなかったら」という選択肢として頭に入れています。
「年のせい」と諦めない〜髪は戻せる〜
女性の薄毛は改善の余地がある
男性の薄毛と違って、女性の薄毛は遺伝がほとんど関係なく、頭皮環境を整えることで年齢に関係なくある程度の改善が可能だそうです。
これを知って、「諦めなくていいんだ」って思えました。完全に20代の髪に戻すことはできなくても、今より良くすることは十分できる。そう信じて、毎日コツコツケアを続けています。
わたしが心がけていること:
- 「以前の自分」と比較しない
- 小さな改善を喜ぶ(「今日は髪にツヤがある!」とか)
- 完璧を目指さない(できる範囲でケアする)
- 同じ悩みを持つ仲間と情報交換する
秋の抜け毛も、更年期の抜け毛も、一人で抱え込まなくていいんです。同じように悩んでいる仲間がたくさんいるって知るだけで、気持ちが楽になりますよね。
髪との新しい付き合い方
正直、若い頃のようなフサフサの髪には戻らないかもしれません。でも、それは「劣化」ではなく「変化」。年齢を重ねた今だからこそできるヘアスタイルや、似合う髪型もあるはず。
わたしは最近、思い切って髪を短くしました。ショートにしたら、ボリューム不足も目立たなくなって、スタイリングも楽に。「こういう選択肢もあったんだ」って、新しい発見でした。
更年期と秋の抜け毛、どちらも避けられないものだけど、上手に付き合っていく方法はある。わたしの試行錯誤が、同じように悩んでいる誰かの参考になれば嬉しいです。
「困難な日も、こんなんな日も」
── こんなんさん
*「こんなんな日も」とは、「こんなん出た」、「こんなんいるー?」など、関西弁から取りました。ただ、管理人は関西人ではありません…。
参考URL
- 更年期になぜ抜け毛が増える?原因となりやすい人の特徴、改善方法を解説! – リーブ21
https://www.reve21.co.jp/column/vol_47.html - 秋は抜け毛が多い季節 多い日は少ない日の6倍!? – ウェザーニュース
https://weathernews.jp/news/202509/230196/ - 【医師監修】更年期の女性は抜け毛が増える?原因と対策 – DMMオンラインクリニック
https://clinic.dmm.com/column/aga-female/2756/
⚠️ 免責事項 ⚠️
本記事の内容は、管理人の個人的な体験談であり、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。更年期の症状や対処法には個人差があります。心配な症状がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師にご相談ください。