生理用品の選び方とケア|ナプキンかぶれ・生理不順の悩み解消
生理用品と膣ケア〜ナプキンかぶれと不定期な生理〜
見えない不快感との戦いは、孤独じゃない
「困難な日も、こんなんな日も」の管理人、こんなんさんです。
今日は、なかなか人に話せない「生理用品のかぶれ」と「不定期になった生理」について、正直にお話ししたいと思います。
40代に入ってから、生理が本当に読めなくなりました。28日周期だったのが、突然24日で来たと思えば、次は50日近く空いたり。「そろそろかな?」と思ってナプキンを準備すると来なくて、油断したところで突然やってくる…。この予測不可能さが、本当にストレスなんです。
そして、生理になれば今度は「ナプキンかぶれ」。若い頃は平気だったのに、最近は生理2日目くらいから肌がヒリヒリ、かゆくなり始めます。デリケートゾーンが赤くなって、「もう耐えられない!」という状態に。
更年期に入った私たちの体は、ホルモンバランスが乱れて、生理もデリケートゾーンの環境も大きく変化しているんですよね。今日は、そんな「見えない不快感」との付き合い方について、私の試行錯誤をシェアします。
不定期な生理、これって更年期のサイン?
周期が読めない!40代の生理あるある
43歳を過ぎた頃から、生理の周期が本当にバラバラになりました。
20代、30代の頃は、ほぼ28日周期で来ていた生理。カレンダーに印をつけておけば、「そろそろだな」と心構えができました。でも今は…
- 先月は24日周期で「え、もう?」
- 今月は43日空いて「閉経したのかな?」と不安に
- 量も毎回違う。多かったり少なかったり
- 生理痛の強さも不安定
この「予測できない感じ」が、精神的にも本当にきついんです。出張の予定を入れようとしても、「もしかしたらこの日、生理かも…」と躊躇してしまったり。
更年期世代の生理不順、これは自然なこと
婦人科の先生に相談したところ、「40代の生理不順は、更年期に向けた体の自然な変化です」と言われました。
閉経前には、卵巣機能が徐々に低下して、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が不安定になります。そのため、生理周期が短くなったり長くなったり、経血量も変化するんだそうです。
日本人女性の平均閉経年齢は約50歳。閉経の前後10年間が「更年期」なので、私の年齢47歳はまさにその入り口なんですよね。
最初は「病気かも?」と不安でしたが、「これは自然なプロセス」と知って、少し気持ちが楽になりました。ただし、不正出血が続いたり、痛みが強い場合は、子宮筋腫や子宮内膜症などの可能性もあるので、婦人科での検査は大切です。
ナプキンかぶれ、なぜ今になって?
40代から突然始まったかぶれの悩み
若い頃は、生理中に少しムレる程度で、特に肌トラブルはありませんでした。でも43歳を過ぎた頃から、生理2日目くらいになると、デリケートゾーンがかゆくて、赤くなって、ヒリヒリするように…。
最初は「たまたまかな?」と思っていたのですが、毎回同じような症状が出るようになり、「これは何かが変わったんだな」と気づきました。
更年期とナプキンかぶれの関係
調べてみると、更年期に入るとエストロゲンが減少し、デリケートゾーンの粘膜が薄くなったり、乾燥しやすくなったりするそうです。つまり、肌のバリア機能が低下して、ナプキンの摩擦や経血の刺激に弱くなっているんですね。
デリケートゾーンの角質層は、まぶたと同じくらい薄くて刺激に弱い部分。それがさらに薄くなっているとなれば、かぶれるのも納得です。
ナプキンかぶれの主な原因:
- ムレ: ナプキンで密閉されて湿度が高まり、肌を刺激
- 摩擦: 動くたびにナプキンと肌がこすれて乾燥
- 経血や汗: 長時間肌に触れることで刺激に
- ホルモン低下: バリア機能が弱まって敏感に
- ストレス: 免疫力低下で肌トラブルが起きやすい
更年期とうつ症状を抱えている私にとって、このダブルパンチは本当にきつかったです。
私が試した「かぶれ対策」実体験
ナプキンの見直し
まず試したのは、ナプキンそのものの見直しでした。
今まで使っていた一般的なナプキンから、**オーガニックコットン100%**のナプキンに変更。最初は「高いなぁ」と思いましたが、使ってみると肌触りが全然違う! 通気性も良くて、ムレにくいんです。
さらに、吸水ショーツも試してみました。おりものシートを常用していた私にとって、「ナプキンを使わない日」が作れたことは大きな変化でした。洗濯の手間はありますが、肌への刺激が減って快適です。
こまめな交換と清潔さの維持
次に意識したのは、こまめなナプキン交換です。
以前は「まだ汚れていないから…」と2〜3時間以上そのままにしていましたが、今は経血量が少なくても2時間に1回は交換するようにしています。
トイレに行った際には、温水洗浄便座のビデ機能で優しく洗い流します。外出先では、デリケートゾーン用のウェットシートで軽く拭き取るだけでも、かなり違います。
デリケートゾーンの保湿
これは意外だったのですが、デリケートゾーンの保湿が本当に効果的でした!
更年期で乾燥しやすくなっている肌は、摩擦によるダメージを受けやすい状態。お風呂上がりに、デリケートゾーン専用の保湿クリームを塗るようにしたところ、かぶれが随分マシになったんです。
私が使っているのは、無添加で低刺激のデリケートゾーン用保湿剤。少量を外陰部に優しく塗り込むだけで、翌朝の肌の感じが全然違います。
下着も見直してみた
締め付けのきつい下着も、蒸れやかぶれの原因になります。
最近は、綿100%でゆったりしたデザインの下着に変更しました。見た目はそこまで可愛くないかもしれないけれど(笑)、快適さには代えられません! ボクサーパンツタイプも試してみて、意外と良かったです。
不定期な生理への対応策
生理日記をつける
予測できない生理には、生理日記が本当に役立ちました。
スマホのアプリで、生理が始まった日、終わった日、経血量、体調などを記録しています。不規則とはいえ、数ヶ月分のデータを見ると、「だいたい25〜50日の間で来る」という傾向が見えてきます。
この記録を婦人科で見せると、先生も状況を把握しやすく、「ホルモン検査をしてみましょうか」とか「この変化は更年期として自然な範囲です」といった具体的なアドバイスがもらえます。
常に準備しておく
不定期だからこそ、常に生理用品を持ち歩くことが必須になりました。
バッグの中には予備のナプキン、デリケートゾーン用ウェットシート、小さな袋を常備。会社のロッカーや車の中にも、念のため生理用品セットを置いています。
「急に来ても大丈夫」という安心感があるだけで、精神的な負担がだいぶ軽くなりました。
婦人科受診のススメ
生理不順やナプキンかぶれが続くようなら、婦人科受診をおすすめします。
私も最初は「こんなことで病院に行っていいのかな?」と躊躇しましたが、行ってみて本当に良かったです。血液検査でホルモン値を調べてもらい、超音波検査で子宮や卵巣の状態も確認。「更年期による自然な変化」と確認できただけで、精神的にすごく楽になりました。
もし子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が隠れていた場合、早期発見につながります。更年期外来や女性外来なら、更年期症状とデリケートゾーンの悩み、両方まとめて相談できますよ。
おわりに:見えない悩みも、声に出していい
ナプキンかぶれも、不定期な生理も、なかなか人に相談しづらい悩みですよね。でも、同じような経験をしている40代女性は本当にたくさんいます。
更年期に入った私たちの体は、大きな変化の時期を迎えています。「若い頃と違う」ことを受け入れながら、今の自分に合ったケアを見つけていくこと。それが、この時期を少しでも快適に過ごすための第一歩だと思っています。
小さな工夫の積み重ねで、生理期間の不快感は随分軽減できます。一人で悩まず、専門家にも頼りながら、自分の体と向き合っていきましょう。
みなさんは、生理不順やナプキンかぶれ、どう対処していますか? 良かったら、コメント欄でシェアしてくださいね。
「困難な日も、こんなんな日も」
── こんなんさん
*「こんなんな日も」とは、「こんなん出た」、「こんなんいるー?」など、関西弁から取りました。ただ、管理人は関西人ではありません…。
⚠️ 免責事項 ⚠️
本記事の内容は、管理人の個人的な体験談であり、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。更年期の症状や対処法には個人差があります。心配な症状がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師にご相談ください。
参考URL
- 40代の生理 – 更年期に向けて|生理のミカタ
https://www.seirino-mikata.jp/knowledge/by_age/40s/ - 生理中のナプキンかぶれやかゆみの対処法|エリス
https://www.elleair.jp/elis/article/useful/202673/ - 生理中の辛いナプキンかぶれ対策|タマケアLab
https://www.tamagawa-eizai.co.jp/tamacarelab/skincare/33