在宅ワークの座りっぱなしで膣トラブル増加|今すぐできる膣ケア
在宅ワークと膣ケア〜座りっぱなしの日常〜
見えないところで起きている変化に気づいてますか?
「困難な日も、こんなんな日も」の管理人、こんなんさんです。
在宅ワークが増えて、もう3年以上経ちますね。最初は「通勤がなくて楽ちん!」と思っていたけど、最近気づいたことがあるんです。座りっぱなしの時間が、以前よりずっと長くなっている…。
オフィスなら「ちょっとコピー機まで」「会議室への移動」で自然と動いていたのに、今は朝から夕方まで、ほぼ同じ椅子に座りっぱなし。トイレと昼食以外は、ほとんど動かない日も。
そして47歳の今、更年期真っ最中のわたしが最近気になっているのが、デリケートゾーンの不快感。「なんだかムズムズする」「かゆみがある」「においが気になる」…こんな症状、実は座りっぱなしと深い関係があるんです。
今日は、在宅ワーカーのわたしたちが見落としがちな「座りっぱなしと膣周りの健康」について、実体験を交えながらお話しします。人に相談しにくいテーマだけど、きっと同じように悩んでいる方がいるはず。一緒に向き合っていきましょう。
座りっぱなしが膣周りに与える影響〜こんな症状ありませんか?〜
血行不良による膣周りの環境悪化
長時間座っていると、骨盤周りの血流が滞ります。これ、実は膣周りの健康にとって大問題なんです。
血行不良が起こると:
- 膣の自浄作用が低下:老廃物が排出されにくくなる
- 粘膜の乾燥が進行:更年期で減少した潤いがさらに失われる
- 免疫力の低下:細菌感染しやすい環境に
- 老廃物の蓄積:においの原因にも
わたし自身、在宅ワークが増えてから、夕方になると下腹部が重だるく、デリケートゾーンのムズムズ感が強くなることに気づきました。「年齢のせい?」と思っていたけど、休日に散歩した日は症状が軽いことから、「あ、これって座りっぱなしが原因かも」と気づいたんです。
蒸れによる雑菌の繁殖
オフィスと違って、在宅だとつい楽な格好で仕事しちゃいますよね。パジャマのまま仕事したり、締め付けの強いレギンスを履いたまま一日過ごしたり…。
でも、座りっぱなしで通気性の悪い状態が続くと:
- 温度と湿度が上昇:雑菌が繁殖しやすい環境に
- 汗や分泌物が溜まる:清潔が保ちにくい
- 摩擦による刺激:かゆみや炎症の原因に
- pH バランスの乱れ:膣内環境が崩れやすく
特に更年期は、ホルモンバランスの変化で膣のpHが変わりやすく、ちょっとした環境の変化でトラブルが起きやすいんです。
骨盤底筋の衰えと膣のゆるみ
座りっぱなしは、骨盤底筋にも影響します。骨盤底筋は膣や子宮、膀胱を支える大切な筋肉。でも、座りっぱなしだとこの筋肉がどんどん弱くなってしまうんです。
骨盤底筋が弱ると:
- 膣のゆるみ:締まりが悪くなる
- 尿漏れのリスク増加:くしゃみや咳で漏れやすく
- 子宮脱のリスク:重症化すると手術が必要なことも
- 性交痛の原因にも:筋肉の柔軟性が失われる
わたしも最近、「あれ?くしゃみした時にちょっと…」という経験が。これも座りっぱなしの影響かもしれません。
在宅ワーク中にできる膣ケアの実践法
1時間ごとの「骨盤底筋体操」タイム
デスクワーク中でも、こっそりできる骨盤底筋体操があります。
座ったままできる骨盤底筋体操:
- 椅子に深く座り、背筋を伸ばす
- おしっこを我慢するように、膣と肛門を締める(5秒キープ)
- ゆっくりと緩める(5秒)
- これを10回繰り返す
わたしは、スマホのタイマーを1時間ごとにセットして、アラームが鳴ったら必ずこの体操をするようにしています。最初は「面倒だな」と思ったけど、習慣になると自然にできるように。会議中でもカメラオフなら誰にも気づかれません!
座り方を変えるだけの簡単ケア
座り方を少し工夫するだけでも、膣周りの環境は改善できます。
膣に優しい座り方のポイント:
- クッションを活用:ドーナツ型クッションで圧迫を軽減
- 足を組まない:血流を妨げないよう両足を床につける
- 座面の高さを調整:膝が90度になる高さがベスト
- 定期的に立ち上がる:30分に1回は立って伸びをする
わたしが愛用しているのは、低反発のドーナツクッション。お尻の圧迫が減って、デリケートゾーンへの負担も軽減されます。「痔の人用でしょ?」なんて思わないで。更年期女性の強い味方なんです!
通気性を意識した下着選び
在宅ワークだからこそ、下着選びは重要です。
在宅ワーク向け下着選びのコツ:
- 綿100%の下着を選ぶ:通気性と吸湿性が抜群
- ゆったりサイズを選ぶ:締め付けない方が血流も良好
- こまめに交換する:汗をかいたら遠慮なく着替える
- パンティライナーは最小限に:蒸れの原因になることも
最近のわたしのお気に入りは、オーガニックコットンのボクサータイプ。見た目はちょっとアレだけど(笑)、本当に快適です。在宅なら誰も見ないし、健康第一!
仕事の合間にできる膣周りリフレッシュ法
トイレタイムを活用した簡単ケア
トイレに行くついでにできる、簡単なケア方法をご紹介します。
トイレでできる膣ケア:
- 温水洗浄を活用:優しく洗浄して清潔を保つ
- ペーパーでの拭き方に注意:前から後ろへ、優しく押さえるように
- スクワット3回:血流改善と骨盤底筋強化
- 深呼吸でリラックス:自律神経を整える
わたしは、トイレの後に必ず軽くスクワットをするようにしています。「トイレ=運動タイム」と決めたら、自然と体を動かす機会が増えました。
昼休みの「下半身ストレッチ」
昼休みの10分間を使った、膣周りの血流改善ストレッチです。
おすすめストレッチメニュー:
- 股関節回し:片足ずつ大きく回す(各10回)
- 開脚ストレッチ:無理のない範囲で開く(30秒キープ)
- 猫のポーズ:骨盤を前後に動かす(10回)
- 橋のポーズ:お尻を上げて骨盤底筋を意識(10秒×3回)
最初は「えー、面倒」と思うかもしれません。でも、やってみると午後の仕事効率が全然違うんです。血流が良くなると、頭もスッキリ!
3時のティータイムは立ったまま
午後3時のコーヒーブレイクを、立ったまま過ごすのもおすすめです。
立ちティータイムの効果:
- デスクから離れて気分転換
- 骨盤周りの圧迫から解放
- ついでに軽く体を動かせる
- 血流改善で夕方の不快感軽減
わたしは、キッチンカウンターに立ってコーヒーを飲みながら、かかと上げ運動をしています。「ながら運動」なら続けやすいですよね。
■夕方からの膣ケアルーティン〜明日への準備〜
仕事後のデリケートゾーン洗浄
仕事が終わったら、まずはデリケートゾーンをリフレッシュ。
夕方の洗浄ポイント:
- ぬるま湯で優しく洗う:石鹸の使いすぎは逆効果
- 専用ソープを使う場合は少量で:泡立てて優しく
- しっかり乾燥させる:湿ったままは雑菌の温床に
- 保湿も忘れずに:専用の保湿剤でケア
わたしが使っているのは、弱酸性の専用ソープ。週に2-3回程度の使用で十分です。毎日ゴシゴシ洗うと、かえって乾燥やかゆみの原因になることも。
お風呂での骨盤底筋リラックス
お風呂は、膣ケアの絶好のチャンス。
入浴中の膣ケア法:
- 座浴で血流改善:38度くらいのぬるま湯に10分
- 膣周りのマッサージ:優しく円を描くように
- 深呼吸で骨盤底筋をリラックス:緊張をほぐす
- 入浴剤は無添加のものを:刺激の少ないものを選ぶ
最近のお気に入りは、重曹とクエン酸の手作り入浴剤。シュワシュワして気持ちいいし、デリケートゾーンにも優しいんです。
更年期だからこそ大切にしたい膣の健康
ホルモン変化と向き合う
更年期になると、エストロゲンの減少で膣の環境が大きく変化します。
更年期の膣の変化:
- 膣壁が薄くなる
- 潤いが減少する
- pH値が変化する
- 感染しやすくなる
でも、これは自然な変化。恥ずかしいことでも、異常なことでもありません。適切なケアで、快適に過ごすことができます。
定期的な婦人科受診の大切さ
膣の不調が続く場合は、遠慮なく婦人科へ。
受診の目安:
- かゆみが1週間以上続く
- においが急に変わった
- 出血がある
- 痛みを感じる
わたしも最初は恥ずかしかったけど、「更年期の膣の変化について相談したい」と伝えたら、先生がとても丁寧に説明してくれました。専門家のアドバイスは、やっぱり心強いです。
おわりに:座りっぱなしでも膣は守れる
在宅ワークで座りっぱなしの日々。でも、ちょっとした工夫で膣の健康は守れます。
大切なのは、「恥ずかしい」と思わずに、自分の体と向き合うこと。膣の健康は、全身の健康につながっています。更年期だからこそ、デリケートゾーンのケアは重要なんです。
1時間ごとの骨盤底筋体操、通気性の良い下着選び、定期的なストレッチ…どれも特別なことじゃありません。日常の中で、少しずつ取り入れていけばいいんです。
「在宅ワークで楽になったはずなのに、体の不調が増えた」と感じているあなた。それは座りっぱなしが原因かもしれません。今日から、膣ケアを意識した働き方を始めてみませんか?
みなさんは、どんな工夫をされていますか?良かったら、コメント欄でこっそり教えてくださいね。
「困難な日も、こんなんな日も」
── こんなんさん
*「こんなんな日も」とは、「こんなん出た」、「こんなんいるー?」など、関西弁から取りました。ただ、管理人は関西人ではありません…。
参考URL
骨盤底筋体操について
更年期とGSMについて
座りっぱなしと血行不良
デリケートゾーンケア
⚠️ 免責事項 ⚠️
本記事の内容は、管理人の個人的な体験談であり、医学的なアドバイスや診断に代わるものではありません。更年期の症状や対処法には個人差があります。心配な症状がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師にご相談ください。